目に見えない後遺障害の代表格である高次脳機能障害とは何か?

交通事故による怪我や後遺症というのは目に見えて起こるものだけではありません。
最も大きな問題になってくる後遺症障害の一つには高次脳機能障害があり、表面的には分からない障害となるので、後遺症認定をする際には様々なトラブルがあります。
さらにはこうした検査を行わない医師の場合、実際には高次脳機能障害が起きているにもかかわらず、後遺症として認定されず、その後の日常生活に多大な悪影響を与えてしまうケースがあります

高次脳機能障害では以前の生活では見られなかった様々な症状が発言する

高次脳機能障害は事故などの衝撃によって脳に大きな障害が残り、これまでとは違った症状が現れてしまう事をいいますが、症状の中には非常に様々なものがあるため、詳しい検査を行わなければ高次脳機能障害として認められるのは難しいといえるでしょう。
最も大きな症状の一つに健忘があります。
この健忘も、前向性健忘と後向性健忘があり、新しい事を覚えるのが苦手になってしまうと言う症状だけではなく、反対にこれまでのこと、直前の事を覚えていられなくなってしまう症状があります。
この他には一つの事に集中するのが難しくなってしまう症状や、目の前のことに集中が出来ていても、違う作業をまとめて行うことができなくなるなどの症状もあります。
その他、社会の中で生活していく上で影響が出てしまう症状の一つには、突然大きな声を出してしまう症状や、様々なことに対する我慢ができなくなってしまう症状などが考えられています。

高次脳機能障害の認定は難しいので徹底した検査を受けることが大切

こうした高次脳機能障害の認定を受けるためには徹底的に脳の検査を受ける必要があり、検査にも時間がかかるため、検査そのものを受けない人や、高次脳機能障害が交通事故の慰謝料および後遺障害の対象になっていることすら知らない人もいます。
脳の障害ですから外的には一切わからず、一つ一つの症状を詳しく掻い摘んで見なければ、特に事故による後遺症だと認められないので、本人が本当に苦しい思いをしながらの生活をしなければなりません。

そのためにも高次脳機能障害をしっかりと認定し、必要な慰謝料の請求を行うことや、検査結果が分かるまで示談の終了には応じないことが大切になりますので覚えておくようにしましょう。
こうした話をしていく中で、保険会社側が強引に示談終了へと持ち込んでいきそうな場合には弁護士に相談し、実際に示談終了までの期間延ばしてもらうことや、改めての慰謝料請求を行っていく必要があります。
決して泣き寝入りをする必要はありません。